花火(はなび)

2014-7-26 UP

7月 26日  花火(はなび)

ご機嫌よろしゅうございます。

夏の花といえば
朝顔、槿、いろいろありますが
夜空に咲く花火も、やはり夏の花。

ほんの数秒の短い命ながら

その夜空に光る美しさと
どーんというお腹の底に響く音
暗闇に漂う火薬の匂い

私たちの五感に響くその美しさは
時を経て現代の今も日本人に親しまれててきました。

特に東京・隅田川の花火は、毎年多くの見物客で賑わいますが
もとは死者を弔うための火であったことをご存知でしょうか?

飢餓や疫病が流行した江戸時代
時の将軍であった徳川吉宗が犠牲者の慰霊と悪霊退散のため
隅田川で水神祭を開き、この時両国橋周辺の
料理屋さんが上げた花火が隅田川の花火の由来
といわれています。

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