茶の湯にみられる文様

2017-1-14

1月 14日(土)茶の湯にみられる文様
「梅」
ご機嫌よろしゅうございます。

本日は「梅」をご紹介します。
新しい年を迎え、他のどの花よりも早く花を咲かせる
ことから梅は「百花の魁」とも言われます。

梅が初めて文献に登場するのは天平勝宝三年(751)
に成った漢詩集「懐風藻(かいふうそう)」所収
葛野王(かどのおおきみ)の五言詩「春日鶯梅翫(かすがおうばいをはやす)」
で、梅に鶯の組み合わせで歌われます。

もとは弥生時時代に稲作と共に薬用として中国から
伝わりますが、その美しさに加え、香り高い梅の花は
やがて貴族の間で愛でられる花となっていきます
画題としても多く描かれ、茶の湯においても様々な道具に
描かれ、目にすることも多いことと思います。
裂地としては利休が好んだ利休緞子や
大名物「唐物丸壷茶入 利休丸壷」の仕覆に「藤種緞子」
など他たくさんあります。
香合では利休所持「利休形溢梅蒔絵香合」が有名です。