8月 5日(水)遠州流茶道の点法

2015-8-5

8月 5日(水)遠州流茶道の点法
「台子(だいす)」

ご機嫌よろしゅうございます。

普段の稽古では行わない特別なものに
台子があります。
四本の足を持ち、地板と天板でできた棚です。
今日はこの台子の歴史についてご紹介します。

南浦紹明が入宋し、径山寺の虚堂智愚から法を嗣ぎ、
持ち帰った台子と皆具一式が九州の崇福寺に
伝えられたといわれています。
足利義政の頃に村田珠光が能阿弥らともに
台子の寸法や茶式を定めたとされています。
のちに台子は秘伝化し、皆伝の証となりました。

将軍の指南役であった織部・遠州・石州は
いずれも将軍献茶に台子を用いておらず、
また遠州公は生涯通して一度も台子を用いた茶会を
行わなかったと言われています『小堀遠州茶会記集成』。