3月25日(金)能と茶の湯

2016-3-25

3月25日(金)能と茶の湯
「桜川」

ご機嫌よろしゅうございます。
先週は桜川をご紹介しました。

この桜川の名を持つ茶道具に、
西村道仁作とされる釜があります。
千少庵が愛用したといわれているもので

胴は面取し、面の角に細かい玉縁を
めぐらし、肩から胴ににかけて斜線がかけられ
籠目としています。

釜の下の方には桜の花が二輪
あしらわれています。

また、必ずしも能にちなんでというわけでは
ありませんが、「桜川」と名をもつ道具で
有名なのは大阪の藤田美術館所蔵の
古染付形物水指です。
形物とはその形と文様に一種の定形が
あるという意味です。
見込に陰陽の桜花、外に波の絵があり
水がたたえられると、桜花がうかびます、