釣釜

2014-4-2

4月 2日 釣釜(つりがま)

ご機嫌よろしゅうございます。

茶の湯では
炉から風炉へ
季節のうつろいを感じる設えがあります。
その一つが「釣釜」です。

釣釜は炉を閉じて、初風炉の直前にする設えで、
文字通り天井から鎖で釜を吊るし
次第に暖かくなってきた気候に合わせて
釜を深く下ろして湯を沸かし
火気を遠ざけられるような仕組みになっています。
お点前の際は釜を通常の高さまで上げて扱います。

宗家の稽古場でも釣り釜の用意がされると
いよいよ夏がやってくるのだなあと
感じられます。

遠州流では小間の茶室では台目柱がある
縦の線が重なるのをよしとしませんので
釣り釜ではなく透木釜
(五徳を使わず、炉縁に釜の羽根が乗る釜)をかけ、
広間で釣り釜を行います。