8月8日(月)黒田正玄(くろだしょうげん)

2016-8-8

8月8日(月)黒田正玄(くろだしょうげん)

ご機嫌よろしゅうございます。

今日は遠州公の時代に柄杓師として活躍した
黒田正玄をご紹介します。
正玄は天正6年(1578)越前黒田の武家に
生まれます。主家が関ヶ原の合戦で西軍に与し、
一時改易となったことで黒田も二十三歳で剃髪、
「正玄」と称し、近江大津に移り住み竹細工を生業と
するようになりました。

秀吉に柄杓作り天下一の称号を許された一阿弥に
柄杓作りを学び、また遠州公に茶を学びました。
寒暑雨雪を厭わず遠州公の伏見屋敷に毎日通い
稽古を重ねたので、その熱心さから「日参正玄」
と呼ばれました。
その熱意に遠州公も応え正玄に残らず伝授した
と伝えられています。
江月宗玩に参禅し、江月や千宗旦の柄杓も作りました。
その後二代から八代までは将軍家御用柄杓師として、
三代から千家御用となり、現在まで続いています。

(1653)8月8日享年七十六歳で亡くなります。