心に庵(いおり)を…

2014-9-14

9月 14日 心に庵(いおり)を…

ご機嫌よろしゅうございます。
本日は遠州茶道宗家にて、許状授与式が
執り行われます。

受伝者の皆様おめでとございます。

この許状式では、全国から門人が集まり
準師範をはじめ、宗号・庵号を
お家元から直接いただきます。

宗号とは茶道の世界においては茶人としての名前といえるものです。
古へに茶を嗜むものは禅寺で修行を積んだことから由来するものであり、
許状式において御家元から詳しいお話をいただきます。

また庵号はその名の通り、茶室(庵)の名前です。

式中、お家元が受伝者に向けて贈られる
言葉の中に、こんな一節があります。

「庵を持たない方も心に庵を持って
日々の生活を送られて下さい。」

実際に茶室を持つ人も、そうでない人も
常に胸の中に茶の湯の心を意識して日常を過ごす…
それこそが茶の湯の真の修養であり
お家元からいただいた号に恥じない茶人と
なれるのではないかと思います。