10月 10日 (月)秋季講演会

2016-10-10

10月 10日 (月)秋季講演会
ご機嫌よろしゅうございます。
本日、江戸東京博物館にて新発田藩溝口家と小堀家を
テーマにした秋季講演会が開催されます。

溝口家は新潟新発田地方を治め、藩祖秀勝以来、
転封もなく明治維新まで続きました。
溝口家の藩祖・秀勝は古田織部の茶会に招かれ
茶碗を贈答され、また三代宣直は片桐石州
の茶会に招かれるなど、代々茶の湯に親しんでいました。
 
四代重雄は仲介を経て、当時小堀家所蔵の
遠州伝来道具五種を入手しました。
古瀬戸茶入銘「胴高」
古瀬戸茶入銘「大概」
中興名物茶入銘「蛍」
利休所持青磁香炉
閑極法雲東澗道洵両筆墨蹟
これらは小堀家三代宗実正恒の急死から、
四代宗瑞正房への跡目相続のため多額の金子が
必要となり溝口家に譲渡されたものです。

その後、宗中公と十代藩主直諒(翠濤)は、
江戸木挽町の新発田藩中屋敷・幽清館において交流し、
現在も二人の合作が数点残されています。
今日は講師宮武慶之(同志社大学研究開発推進機構特任助手)
先生が新資料をもとに、その後の江戸における両家
について講演されます。