道成寺鐘供養

2014-4-27

4月27日  道成寺鐘供養

ご機嫌よろしゅうございます。

今日は4月27日です。
毎年4月27日には和歌山県川辺町の道成寺で
鐘供養が行われます。

道成寺は和歌山県最古の寺で、
大宝元年(701年)に創建されました。

この寺は『安珍清姫伝説』で知られており
能や歌舞伎・浄瑠璃などでも大変人気の高い演目です。

寺の創建から230年経った、延長6年(928年)。
参拝の途中、一夜の宿を求めた僧・安珍に清姫が
恋の炎を燃やし、裏切られたと知るや大蛇となって安珍を追い、
最後には道成寺の鐘の中に逃げた安珍を焼き殺すという
悲恋の物語です。

平安時代の「法華験記」(11世紀)、今昔物語などに同じような
お話をみつけることができ、
内容は伝承によってそれぞれ若干違いがあります。

歌舞伎『小堀遠州』

2013-10-14

皆様ご機嫌よろしゅうございます。

今から37年前の10月、歌舞伎座でどんな演目が上演されていたかご存知でしょうか。

本日はそのことについてお話ししたいと思います。

 

≪これまでの行事1:歌舞伎『小堀遠州』≫

1976年10月、歌舞伎座では『小堀遠州』が上演された。

田中喜三作、戌井市郎演出、そして先代の紅心宗匠が監修をし、遠州、織部、細川忠興の三者を中心とし、史実を基にして物語が作られた。

主役の小堀遠州を演じた17代目の市村羽左衛門は、後に人間国宝となる名役者で、8代目坂東彦三郎の父親である。

物語は、遠州が起こした将軍の公金一万両流用事件を、ライバルであった細川忠興が、遠州との問答の末、遠州の茶の湯に対する心を認め、手を差し伸べて解決する、というものであった。

この演目は、その年の脚本の中で、「芸術的純正度のみに偏らない、特に娯楽性に富んだ」脚本に対して与えられる『大谷次郎賞』を受賞した。

現在でも『大谷次郎賞』の解説があるHPのページには、はっきりとその写真の中に『小堀遠州』の脚本表紙が見て取れる。

また月刊『遠州』の昭和53年7月号~10月まで、この演目の脚本が写真入りで連載されているので、もしご一読されたい方は大有にてお求め頂きたい。