鷺(さぎ)の絵

2014-9-26 UP

9月 26日 鷺(さぎ)の絵

ご機嫌よろしゅうございます。

今日は鷺の絵のお話をいたします。

鷺の絵は、松屋三名物の一つです。
奈良の松屋は漆屋を称した塗り師の家で
その茶を村田珠光に学びました。
鷺の絵は、その侘びた珠光表具のすばらしさから、
利休が「数寄の極意」としたこともあって
名だたる茶人はこぞってこの絵を松屋に拝見にいきました。

遠州公の師、古田織部
は利休に「数寄の極意」をたずねたところ
利休は松屋の鷺の絵を挙げられ
翌日、織部は直ちに馬で奈良に向かい
その鷺の絵を拝見したというエピソードもあります。

遠州公の父、新介正次は当時松屋の茶会に赴いたり、
自宅の茶会に招くなど親交を深めていました。
遠州公は父に連れられて、文禄3年2月3日、16歳の時に
この絵を拝見しています。

残念ながら現在は焼失し、見ることはできません。

官兵衛 秀長

2014-3-10 UP

3月10日  官兵衛  秀長 郡山へ

ご機嫌よろしゅうございます。
本日は日曜日ですので
大河ドラマに関連したお話を。

この頃
遠州の父、新介正次は浅井方でしたが
1570年の姉川の戦いで浅井家が滅ぶと
長浜城主となった豊臣秀吉によって
とりたてられ,その弟の、
羽柴秀長に仕えます。

遠州公が生まれた頃には秀長の下で
一千石を拝領する身分になっていました。

天正十年、本能寺の変が起こり
信長から秀吉の時代へ。

秀吉が関白となり、
天正十三年秀長は大和国郡山へ転封となるのに伴い、
正次も郡山へうつりました。
この地で加増され家老に立身します。

当時の郡山は、秀長を中心として
京都・堺・奈良と並んで
茶の湯の最も盛んな土地でした。

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