8月 26日(水)遠州流茶道の点法

2015-8-26

8月 26日(水)遠州流茶道の点法
「拝見について」

ご機嫌よろしゅうございます。

今日は茶入・仕覆の拝見について
お話したいと思います。

通常拝見の声をかける際には、まずお茶入の拝見を
所望し、その後別に仕覆・茶杓拝見と
一つ間を置いて所望します。
同時に拝見を所望しないのは、
袋は茶入の付属品であるからという考えからで
本来拝見を所望するのは茶入のみでした。

松屋会記には、若き日の片桐石州が遠州公に
拝見を所望し、無言でポンっと袋をほおられた
という話が残っていますが、茶入のみならず
袋の所望をした石州に野暮なことを言うと
遠州公が思われたのでしょう。

名物裂ということで珍重された袋を見たい場合、
遠州流茶道では
「とてもの儀にお仕覆、お茶杓拝見」
と所望していました。