一休さんと善哉(ぜんざい)

2015-1-19

1月 19日 (月) 一休さんと善哉(ぜんざい)

ご機嫌よろしゅうございます。

冬に温かい善哉(ぜんざい)をいただくと
体も温まり、幸せな気持ちになりますね。

この善哉、実はとんちで有名な一休さんが
関係しているのです。

京田辺市にある「酬恩庵」。
もともと臨済宗・南浦紹明が帰朝後
禅の道場をここに建てたお寺でしたが、
その後荒廃していたところ、一休禅師が再興し
南浦紹明の恩にむくいるという意味で
「酬恩庵」と命名しました。
禅師はここで後半の生涯を送り
八十一歳で大徳寺住職となっても、この寺から
大徳寺に通ったのだそうです。
こんな経緯からいつしか
「一休寺」と呼ばれるようになりました。

さてこの一休寺で、一月一日生まれの一休禅師に
ちなんで毎年一月に行われる行事があります。
一年間の誓いの言葉を奉納し、自分自身の目標を立てて
新たな一年を過ごそうというものです。
最後に、一椀祈祷奉納を行い、
善哉(ぜんざい)が振舞われます。

この善哉という呼び名、大徳寺の住職から
お餅の入った小豆汁をご馳走になった一休禅師が、
その美味しさに
〝善哉此汁(よきかな この汁)〟
と言われたことが始まりといわれています。