5月27日 (水)遠州流茶道の点法

2015-5-27

5月27日 (水)遠州流茶道の点法
「茶通箱(さつうばこ)」

ご機嫌よろしゅうございます。

今日は「茶通箱」をご紹介します。

当時大変貴重であったお茶が二種類手に入った時
そのお茶をお客様に両方点ててお出しする
お点法があります。

これが「茶通箱」です。
箱の中に二種類の茶入を入れ、一種ずつお点法をいたします。

元来茶通箱は封をして用いる為のものでもありました。
封の仕方や、その封をした茶通箱の飾りの次第などもあり複雑でした。

毒殺などがあり得た戦国時代には、中身の保証という
意味から、数寄屋坊主が茶入にお茶を入れ
封をして飾っておきました。

また二服目をいただく前に白湯を所望することもありました。

現在ではそのような扱いはすることはなく、
茶通箱の扱いを主たる目的として点法を稽古しています。

1つ目の茶入は必ず肩衝茶入を使用し、二種目の
茶入は瓢箪や耳付など肩衝ではない形の違うものを
使用します。

二種類の茶を点てること、茶通箱の扱いもあり
少々長いお点法です。