瀬戸窯の起源

2018-2-19

ご機嫌よろしゅうございます。

今日は瀬戸焼の始まる前のお話を。
日本の焼き物の歴史は土器に始まります。
今から一万二千年前あるいはもっと前から
縄文土器が作られていました。
それから弥生土器、土師器、更に五世紀前半には
大陸の影響も受けて須恵器といった
新しい焼き物が各地で生まれていきました。
七世紀には三彩と呼ばれる緑釉陶器、

九世紀から十一世紀頃には灰釉陶器が生産されます。
灰釉陶器は自然の草木灰を原料とした高火度釉を
施した焼き物。このような焼き物の次に無釉の焼き物
「山茶碗」へと生産が移行していきます。                               山茶碗は猿投山など生産窯が多くある丘陵地で
大量に拾われることからの俗称です。
瀬戸では釉薬のかからない山茶碗から、13世紀あたりに
再び施釉の焼き物が生まれ、いわゆる「古瀬戸」へと
つながっていきます。