遠州公ゆかりの茶陶「膳所焼」③

2019-3-24

ご機嫌よろしゅうございます。
今日は遠州公の指導で作られたとされている茶入
「大江」をご紹介します。 
膳所焼茶入の代表ともいわれる「大江」
 細かい轆轤目のついた紡垂形の体、肩には可愛らしい耳が付き、
柿茶釉の上に黒釉一筋がめぐります。
膳所焼に因んで近江国粟田郡瀬田村の
大江なる地名を遠州公が銘につけました。
内箱と挽家の蓋表には遠州公筆の「大江」の字が
金粉字形されています。
遠州所持の後、その遺品として松平備前守に譲られ、
文化年間、伏見屋甚右衛門の取り次ぎで松平不昧公が所有しました。