6月 15日(月)おたくさ

2015-6-15

6月 15日(月)おたくさ
ご機嫌よろしゅうございます。

梅雨時、雨にうたれて
一層色鮮やかに映える紫陽花が見事です。

この紫陽花別名を「おたくさ」と
呼びます。和菓子屋さんでも
紫陽花の和菓子に「おたくさ」という銘が
つけられたものをご覧になったことも
あるのではないでしょうか?

この名前、実はシーボルトが関係しています。

出島のオランダ商館医であったシーボルト
この地でお滝さんという女性と出会い、
いねという娘をもうけ幸せな日々を送ります。
そして彼は日本の紫陽花を大変気に入っていました。
しかし、スパイ容疑をかけられ、国外追放の身となって
最愛の人と引き裂かれてしまいます。

彼は、大好きなあじさいに最愛の「小滝さん」の名から
「オタクサ」と学名をつけ、ヨーロッパに紹介しました。

この「おたくさ」の名には、シーボルト最愛の
女性への深い想いがこめられていたのでした。

ちなみにお滝とシーボルトの間に生まれた
いねさんは、大変な苦労の末医学の道に進み
日本初の女医で産科医となったそうです。