千林処々花

2014-3-27

3月27日  千林処々花(せんりんしょしょのはな)

ご機嫌よろしゅうございます。
先日、宗家のお稽古場にこの禅語が掛けられていました。

千林処々花

この言葉は
春入千林処々花 秋沈万水家々月
(春は千林に入る処々の花、秋は万水に沈む家々の月)

と対句になっています。
春の光は至るところに広がり、花々はその蕾をひらかせます。
秋には明月が、「万水」、海や湖水、川や庭の蹲などの水面に隔てなく
平等に月影を写し出します。

大自然の働きに喩(たとえ)て、
仏の慈悲は遍く平等に広がっていることを示した句です。