宗吟先生

2013-11-4

皆様ご機嫌よろしゅうございます。

11月4日は小堀宗吟先生の祥月命日です。

宗吟先生は先代紅心宗匠の母、当代宗実御家元の祖母にあたる方で、長年遠州流茶道の発展にご尽力されました。

 

《人物:小堀宗吟》

11代其心庵宗明宗匠の妻である宗吟先生は、戦前から数多くの出張稽古をされ、戦時中においてはモンペ姿でも全国をまわるなど、亡くなるその日まで遠州流茶道全体の育成に努められました。

また先代紅心宗匠、またその御兄弟の目には、大変厳しい母親として映ることもありましたが、何事も最後までやり遂げ、人を激励し続ける姿は「勤勉努力、実践垂範」の人として尊崇されました。

昭和44年、宗吟先生と紅心宗匠は広島の全国大会へご出張の際、宮島の旅館で紅葉を眺められました。

それが二人でご一緒された最後の風景となり、その後、亡き母を偲び、と紅心宗匠は歌を詠まれています。

「想いでは 唯ほほえみの母の顔 紅葉に映えて 美しく見ゆ」