膳所焼③「大江」茶入

2019-5-20

ご機嫌よろしゅうございます。
今日は遠州公の指導で作られたとされている茶入「大江」をご紹介します。 
膳所焼茶入の代表ともいわれる「大江」
 細かい轆轤目のついた紡垂形の体、肩には可愛らしい耳が付き、柿茶釉の上に黒釉一筋がめぐります。
膳所焼に因んで近江国粟田郡瀬田村の大江なる地名を遠州公が銘につけました。
内箱と挽家の蓋表には遠州公筆の「大江」の字が金粉字形されています。
遠州所持の後、その遺品として松平備前守に譲られ、文化年間、伏見屋甚右衛門の取り次ぎで松平不昧公が所有しました。