膳所焼②

2019-5-19

ご機嫌よろしゅうございます。
今日は膳所焼の特徴について。
この地域の瀬田の名をとった「瀬田焼」という焼き物が茶会等の資料に
残っており、これが膳所焼の前身であったと考えられます。
膳所焼は瀬戸・美濃の陶技を基本とし、ねっとりとした細かい白土に、
鉄錆のような色合いの金気釉を素地にかけ、その上から濃い黒釉や
黄色の飴釉などを景色となるようにかけています。
茶会記などの記録から寛永年間(1624-44)を中心に広く使用され
ていたことが知られています。茶の湯の流行にともなって、
遠州好みの瀟洒な作ぶりのものや、
京都の茶人などの好みの茶器や切型によるものを焼いたり、
禅宗寺院で用いる斎茶用の天目茶碗を量産していたようです。