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12月 12日 金森宗和(かなもりそうわ)

12月 12日 金森宗和(かなもりそうわ)

ご機嫌よろしゅうございます。

今日は遠州公と同時期に活躍した茶人
金森宗和についてご紹介します。

天正十二年(1584)、秀吉のもとで
飛騨の国を預かる可重(ありしげ)を父に、
嫡男として生まれます。
しかし、慶長十九年(1614)の大阪冬の陣で
の徳川方を批判したことで父・可重に廃嫡され、
母とともに京都へ移り住みます。
その後、遠州公や、松花堂昭乗などと交流を
深める中で、茶の湯についても大きな影響を
受けていきます。

京都や大阪周辺の町人は「宗和流」
と称して、宗和の茶を好み学ぼうとしたようです。

織理屈
綺麗きっぱは遠江
お姫宗和に
武蔵宗旦
という言葉があるように、公家との交流も深める中で
姫好み、公家好みの印象が強い宗和ですが、これは
後代に生まれた印象のようです。

明暦二年(1656)73歳でなくなります。

遠州流茶道連盟
遠州流茶道連盟