点初めで向栄亭の床を飾る花です。恒例の青竹花入は、初春の清新さを表現するのにふさわしいもので、この花入は、輪無二重切の一種で、花窓を中間に開ける杵切です。自庭の曙椿に、老木の白梅を添え、大自然の漲る生命力を感じていただきたい願いを込めた花です。