正月点初めに使用した竹花入は、陰干しののち、状態のよいものは油抜きして銘をつけます。この花入は数年経過していますが、下部はもとの景色のまま、上部は青色がまだ残っています。大山蓮華は、特に葉付きもよく大きさもあり、椿に負けない風格があります。撫子の色が白い蕾をより美しく見せています。