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3月 11日(金) 能と茶の湯

3月 11日(金) 能と茶の湯
「竹生島」

ご機嫌よろしゅうございます。
先週は「竹生島」をご紹介しました。

今日はその「竹生島」にちなんだ釜をご紹介します。

醍醐帝の朝臣が島へ向かう舟から
眺めた湖畔の景色を、建長寺自休蔵主が
竹生島に参詣した際の句が引用しています。

緑樹影沈んで 魚木に上る気色あり
月海上に浮かんでは 兎も波を走るか
おもしろの島の気色や…

訳)島に生える木々の緑が湖面に映り、
魚たちが木を登っているように見える。
月も湖面にその姿をうつすと、
月の兎も波間に映る月明かりを
奔けて行くようだ
なんとも不思議な島の景色よ。

芦屋真形竹生島釜には、波頭に兎の図面と
反対に洲浜に生える松樹が描かれています。

この兎に波の図は着物の模様でもよく
用いられます。

遠州流茶道連盟
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