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節分と鬼

2月2日 (月)

ご機嫌よろしゅうございます。

明日は節分。
旧暦では立春の前日、
大晦日に当たる大変重要な行事でした。
この節分で穢れを払い、新しい春を迎えます。

古くは中国から「追儺」という行事が
厄払いの行事として宮中行事として
伝わり、それが次第に民間でも行なわれるようになり
現在の節分の豆まきへと変化していきました。

さて、この節分では豆まきで鬼を追い払いますね。
邪気や穢れを鬼に見立てて、部屋から追い出すわけですが
それではこの鬼の姿を思い浮かべてください。

どんな格好をしていますか?

赤い鬼の頭に二本の角と鋭い牙
ふんどし(?)は黄色い虎模様
鉄の棍棒を持って仁王立ち

鬼が住むのは鬼門とされています。
鬼門は方角でいうと北東、
これは子(ね)を北として十二支を時計回りに配置していくと
丑(うし)寅(とら)となります。
ここから、鬼は牛(丑)の角と虎(寅)の牙を持ち、
虎の皮のふんどしをしているのだとか。

ただ強そうだから、
というわけではなかったのでした。
いつも見慣れた鬼の姿にも、
こんな理由があるのですね

赤鬼

遠州流茶道連盟
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