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8月 5日 (金)能と茶の湯

8月 5日 (金)能と茶の湯
狂言「清水」

ご機嫌よろしゅうございます。

風炉の季節、涼を求めてこの時期に
行われる名水点、
茶の湯には美味しい水が欠かせません。

今日はこの名水にちなんだ狂言をご紹介します。

茶会を催すので、野中の清水へ汲みに行くように
主人に命じられた家来の太郎冠者。
面倒なので、七つ(午後4時)をすぎると、
あのあたりには鬼が出ると水汲みを断りますが、
主人は話を聞き入れず、家宝の桶を持たせて追い出します。
しぶしぶ出かけたものの
「野中の清水へ行くと鬼が出て、手桶を噛み
割ってしまったので逃げて帰った」
と報告する太郎冠者。

家宝の桶を惜しんだ主人はみずから清水へ向かいます。
先回りした冠者が鬼の面をかぶって脅し、
主人への不平不満を面の勢を借りてぶちまけます。
主人は一度は命乞いをして逃げ出しますが、
怪しみ戻ってきます。
冠者はもう一度鬼に扮して脅すものの、
今度は正体を見破られ、主人に追われて逃げて行くのでした。

野中の清水は名水として知られ、播磨国の印南野(いなみの)
現在の兵庫県、播磨平野の一部に湧き出ていたと言われます。

遠州流茶道連盟
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