茶の湯日記

不傳庵 茶の湯日記 

近況

遠州茶道宗家十三世家元 小堀 宗実 

 早くも一年の3分の1が経過した。久しぶりに時系列に、3月の1ヶ月間の行動を振り返ってみようと思う。
1日 直門稽古。数名来客はあったが、ほぼ一日中稽古場に。自分自身も清々しい気持ち。
2日 直門稽古。朝一〇時から学習院父母会の主務常任幹事会へ。今年度最後の会で、幹事の方々のご苦労に感謝。夕刻は体幹トレーニング。帰宅後、稽古。
3日 午前中来客のあと、東京南口RC(ロータリークラブ)出席。今年度(六月まで)は幹事なので忙しい。そのあとは道場で分明会稽古。
4日 昼から椿山荘で、学習院初等科の同窓会出席。その前に大学内茶室桜風庵で、入学以来初めて、友人たちにお茶を振る舞う。夕刻、京都へ出発。
5日 長浜市小堀町で長浜遠州忌。生誕の地での法要。終了後帰京。東京駅からそのまま歌舞伎座へ。夜の部に知人が助六のかとう河東節に出演のため。
6日 午前中会議。午後明歴会。夜、RCお茶を楽しむ会を開催。
7日 直門稽古。来客もあったが一日中指導。
8日 直門稽古。午後、学習院父母の会の仕事で中抜け。そのあと道場。
9日 直門稽古日。大阪真甫会へ、神戸に出張稽古。
10日 昼に帰京。そのままRC例会。そのあと体幹トレーニング。
11日 朝床屋。帰宅後、二時まで春の許状式のための許状を書く。三時、翌日の準備のため、東京美術倶楽部へ。
12日 第三七一回遠州忌茶筵。六五〇名の参会客を迎えての大茶会。各席、すばらしい道具組。
13日 朝から遠州流茶道連盟の理事会、支部長会議出席。三時半に終了し、東京国立近代美術館での、らく楽吉左衛門氏の展覧会の内覧レセプションへ。展覧会のタイトルは「茶碗の中の宇宙」。一九日のテレビのドキュメンタリー番組と似たタイトルです、と笑う。会場で中田英寿さんと会い、しばらく談笑。
14日 直門稽古。私は金沢真甫会へ出張稽古。
15日 午前中移動。名古屋真甫会稽古。
16日 帰京し、直門稽古。途中体幹トレーニングへ中座あり。帰宅後、夜まで指導。
17日 学習院中等科卒業式出席。午後から一日許状書き。
18日 真台子稽古。途中、学習院初等科の卒業式、謝恩会出席。小学生の清らかな涙に感動。
19日 真台子稽古。途中学習院女子大卒業式出席。昼からBSジャパンの、自分のドキュメンタリー番組を見る。内容はよかったが、時折自身の疲れた顔も。やっぱり華甲を超えると…。
20日 福岡市福智町へ。新設された図書館、歴史資料館の開館記念式典で、記念講演をする。この地は遠州公と縁の深いあがの上野焼の地。
21日 遠州流茶道会館にて福岡こんしゅう滾潨会の稽古。
22日 名古屋へ移動。遠州流茶道研修道場内、蒼天庵において茶事に招かれる。
23日 朝帰京。親友だった故坂東三津五郎さんの三回忌追善の歌舞伎を鑑賞。
24日 朝から夜まで学習院関係の会議が五つ。
25日 再び名古屋出張。同じく蒼天庵にて茶花稽古指導。
26日 帰京し、日本消防会館ニッショーホールにて、(公財)小堀遠州顕彰会公開討論会のパネラー担当。
27日 大師会出席。午後奈良へ。県知事と会食。
28日 薬師寺花会式で供茶のご奉仕と呈茶。
29日 今年初めての自身の茶事。正午。
30日 同右、正午の茶事開催。
31日 床屋。RC会出席。夕方、知人と会食。
 以上、あらためるとけっこう目まぐるしいと思うが、そのときは夢中でつとめるので、あまり気にならないというのが本音である。