6世 小堀宗延

6世 小堀宗延

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養子に入るが、19歳で隠居

六世
6世 小堀宗延

小堀宗延そうえん

正寿・富之助(幼名)
宗延
官位
従五位下大膳亮
生没年
享保19年(1734)10月25日-文化元年(1804)12月20日(72才)
父母
小堀仁右衛門惟貞 小堀正峯(宗香)娘

 享保19年(1734)、父・小堀仁右衛門惟明の次男として京都に誕生する。祖先は遠州の弟・仁右衛門政春で、代々仁右衛門を名乗り京都代官を勤める家柄であった。

 5世宗香は嫡子に不幸が多く、政寿を養嗣子として幕府に願いで、9歳の時宗香と父子となった。母が宗香の娘であるので、祖父と孫の関係になる。

 しかし、養父である宗香に実子が誕生し、その後無事成長したため、19歳で退身して家督を譲り、領地である小室に住した。  茶法を養父宗香から習得し、また小堀家茶道頭の富岡友喜等と親しく交わり、遠州茶道の精進があったが、作品等で伝来しているのは極めて稀である。

 71歳のでその生涯を閉じた。

寛政重修諸家譜 略譜より 六世 小堀政寿と七世 小堀政方
寛政重修諸家譜 略譜より 六世 小堀政寿と七世 小堀政方

正統を受け継ぐ
小堀家歴代当主

遠州流茶道連盟
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