小堀遠州流
小堀遠州流は、一般にいう「遠州流」とは異なり、小堀本家の遠州流から派生した別派(分派)である。そのため、遠州流茶道連盟には属していない。
小堀遠州流は、小堀遠州の弟・小堀正行家の系統を引く家系である。正行家十一代・小堀政休は、小堀本家八代・小堀宗中に茶法を学び、江戸下谷練塀町に居を構え、「宗舟」と号して茶道を教授した。これが小堀遠州流の始まりとされている。
もともと茶家ではなかったため、十一代・小堀宗舟より前の作と伝わる茶道具や作品は、ほとんど残されていない。正行家十二代・小堀宗博の代になると、小堀本家との間にすれ違いが生じ、次第に交際は途絶えるようになった。
昭和34年(1959)以降、「小堀遠州流家元」を称して現在に至っている。
小堀遠州流歴代
初代 小堀正行
二代 小堀正十
三代 小堀政孝
四代 小堀政利
五代 小堀政郷
六代 小堀政報
七代 小堀政展
八代 小堀政弘
九代 小堀政徳
十代 小堀政恒
十一代 小堀政休(宗舟)※小堀本家八代・小堀宗中より茶法を学ぶ
十二代 小堀政孝(宗博)
十三代 小堀 進(宗忠)
十四代 小堀文雄(宗通)※「小堀遠州流家元」を称す
十五代 小堀健作(宗圓)
十六代 小堀宗峯 当代