岡崎城

2020-4-10 UP

2006年、岡崎城は日本100名城に選定されました。宿場町としても栄えた岡崎は「家康の里」として今も親しまれています。
家康の祖父にあたる松平清康が現在の位置に城を移して以来岡崎城と呼ばれ、後の徳川家康も天文11年(1542)この岡崎城で生まれました。 その後人質として他国で過ごし、19歳の年に起こった桶狭間の戦いの後、岡崎城に戻り、名も松平元康から徳川家康と改め、家康の天下統一へ向けた取り組みが始まるのでした。
10年程岡崎で過ごした後、元亀元年(1570)には先日ご紹介した遠江浜松に本拠地を移し、岡崎は嫡男信康が、そしてその後江戸幕府が開かれてからは、「神君出生の城」として譜代大名がこの地を守っていきました。