討ち入り

2014-12-14 UP

12月 14日 討ち入り

ご機嫌よろしゅうございます。
今日は赤穂浪士討ち入りの日。

ご存知の方も多いかと思いますが、
この討ち入りの日には茶の湯も深い関係があります。

町人になりすまし、吉良家出入りの茶人
山田宗偏に入門した赤穂浪士の大高源吾が、
師から吉良邸での茶会の日にちを聞き出し、
吉良上野介の討ち入りが決行されたといわれています。

山田宗偏は、千利休の孫、千宗旦の弟子で
宗旦四天王に数えられる茶人でした。

この討ち入りの陣に、水屋に置かれていた桂籠を上野介の首代わり
として白布にくるみ槍に刺して四十七人が行進したという
エピソードがあります。
因みにその逸話を証明するかの如く、御影にある
香雪美術館所蔵の桂籠には槍をさした様な穴が開いています。

(※正しくは宗偏のにんべんはぎょうにんべん)