花 撫子 縞葦 花入 四世宗端正房作 竹輪無二重切
初風炉茶事の際に入れた花です。 初風炉は風炉の季節の中では、炉の口切りに並び格調の高さが道具組に求められま すが、後入の花は、特に清新さが欲しいものです。 大和撫子の別名がある深紅の撫子は、鉢植えから花びらと葉の形の一番よいものを 選び、縞葦で涼味を加えています。宗端の花入は稀少で、やや小振りですが、景色たっ ぷりの風情があります。