花 加茂本阿弥椿 紅梅 花入 古銅 福耳
この花は三畳台目の小間の床に入れたもので、従って花入も小振りです。 宣徳年製の刻印のある唐物で、耳の形が福々としてかつ瀟洒な雰囲気があります。それに合わ せ薄板も通常は矢筈であるところを、好みの七宝形を用いて、柔らかさを出しました。 加茂本阿弥椿と紅梅の色の対象が旧正月の気分を表現しています。このような花入 の時の枝ものには、あまり強いものでなく、細めのものを使用すると良いと思います。