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茶の湯の花 睦月
花 加茂本阿弥椿 紅梅 福寿草
花入 不傳庵自作 竹二重切
正月の福茶や点初めの床の間に、新しく切った自作の竹花入を使用するのは、父以
来の恒例となっています。
その年に掛ける掛物との釣り合いを考えて竹を選びますが、この花入は特に太くて
立派なものです。花入の下部の黄色味を帯びた所は土に埋まっていた部分です。
太い花入に対応するように、蕾も葉も大きな自庭の加茂本阿弥椿を一花三葉で扱っ
ています。
これもまた自邸の紅梅の古木から長く伸びていた若い小枝であるを入れ、新春の慶
びと生命力を表現しています。枝先の一輪だけが開いた、この一瞬のうれしさをご想
像いただければ幸いです。
上の花窓の福寿草は、遠州公の時代には「ふくつぐ草」と呼ばれ、名前からも正月
の花に相応しいものといえます
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