花 吹上菊 笹竜胆 藤袴 花入 古銅 菱口
神無月の席中は名残の趣向となり、床の間を飾る花も、秋のおとずれを感じさせる残 花を使用する事が多くなります。ざんぐりとした籠花入に数種の秋草を入れるのはいか にも風情があるものです。 しかし、時として広間や書院の床に古銅の花入を用いる場合もあり、そこでは葉のや つれた秋草はあまりふさわしくありません。 そういった時にこの吹上菊が役に立ちます。常よりやや垂直に入れる事により格調を もたせ、根元に秋草二種を小さめに添えています。