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茶の湯の花 皐月
花 布袋敦盛草 山法師 河原撫子
花入 唐物大手付籠
五月になると初風炉になり、花入も籠を多用します。
この唐物手付籠は、宗家にあるもののなかで最も大きいものです。そのため、使用す
る事も一夏に一回あるかないかというものです。このたびは、東北地方の門人の方から
頂戴した布袋敦盛草が、とても立派で大きかったため、思い切ってこの花入に入れてみ
ようと思った次第です。
花入の口より下には、家にある山法師を懸崖に入れ、籠の色と白を対比させ、清涼感
を出し、敦盛草の根元を締めるために、これもやや大き目の撫子を入れています。一間
以上ある大きな床の間の花としての扱いです。
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