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茶の湯の花 卯月
茶の湯の花卯月

   白花延齢草 袋藤木
花入  自作 青竹輪無二重切


 父の八十のお祝いのために茶事をしたときに生けたものです。

 この季節、まだまだ椿も手に入れる事はできますが、「長寿を寿ぐ」という意味合い からら、延齢草を主に入れました。

 袋藤は、炉の名残りの気分をあらわす枝として貴重なものですが、この度は「無事」 という音に意味があります。つまり、「年が延びて無事でいてほしい」という私なりの 気持ちの表現としてこのような取り合わせをしました。

 花を生けるとき、季節感はもちろんの事、こういった亭主なりの心を大切にしたいも のです。

 花入は自作の中でも特に気にいっているものです。花を生ける寸前まで水に浸けてお くと、青竹の清新さがさらに効果をあらわすと思います。


[小堀宗実]    [HOME]

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