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3月茶の湯の花
弥生の茶の湯の花

   瓔珞アナナス 牡丹木
花入  志野


弥生になると、すっかり春めいて、暖かな気分になります。とくに目に映る木々の芽出しは、生命力あふれ美しいものです。そこで、瓔珞アナナスに牡丹の新芽の顔を出したところを一枝添えてみました。
瓔珞アナナスは、この時季に好んで用いる花ですが、いつ見ても緑、黄、桃色の三色のコントラストが絶妙です。
生けるときは、一度花と葉を分け、葉はよく水で洗って、元々の緑色のつやがよく出るようにしてから、もう一度花と組合わせています。葉の曲線をうまく活用すると柔らかさが出てきます。
牡丹は春牡丹を生けたときに用いたものを、陽だまりに置いておくとこのように芽が.伸びてきます。花入の白い釉薬の流れに合わせて枝を入れ、一つのラインになるように生けています。


[小堀宗実]    [HOME]

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